オーキャナダ

就活生がカナダ・ビクトリア休学ワーホリ生活を懐かしむブログ

海外長期滞在と歯の話

 こんにちは。フウネです。

 最近歯医者さんに通って、虫歯親知らずの治療をしています。カナダに行く前は定期健診に通っていたのですが、帰国後何もしないでいたら虫歯が増えていました・・・。

 

 長期で海外に行く際に、心配なのが歯の治療にかかる費用と親知らずをどうするかだと思います。

 私は親知らずは抜歯せず、歯の治療を含む保険に加入して行きました。結局ワーホリ中ビクトリアで歯医者に行くことはなかったのですが、参考までに何をしたかを紹介します。

 

カナダの歯の治療

 日本と違い、カナダの保険は歯の治療をカバーしていない場合が多いそうです。

カナディアンの場合でも、虫歯の治療は約200〜300ドル(2〜3万)親知らずの治療となると1000ドル(10万円)かかる場合もあるとか!

 私は日本で海外旅行保険に入ったのですが、親知らずを抜歯せずに行くことになったため、数万円割高でしたが歯の治療の保障付きのプランに加入していきました。

 

親知らずの不安

 私は親知らずが4本生えています。1本は横向きに生えており、他3本は縦に生えていました。

 出国数ヶ月前に、横向きの歯が痛み出したので、かかりつけの歯医者さんに行きました。カナダで抜くことになった場合大変なので、4本とも抜歯したほうがいいと言われました。

 しかし、「歯茎を切って歯を砕いて取り除く」という説明に完全にビビった私は、ズルズルと歯医者さんに行くのを先延ばしにし続けました。

 

 そうしてようやく出発2ヶ月前に病院にいたところ、

「抜いた後にも検査のために定期的に通ってもらう必要がある。抜けないことはないが、抜いたままで行ってそこから細菌が入った場合、大きな病気につながるのでいっそ抜かずに行ったほうがマシだ。」と説明を受けました。

 実際に、親すらずの抜歯後にそこから病気になった知人の話を聞いたことがあったため、これはダメだと思い抜歯はしないことに。痛んだ時のための抗生剤鎮痛剤を多めにもらってカナダに渡航しました。

 

 カナダでは幸いそこまで痛むことはなく、持って行った薬で応急処置ができました。ただ、同じく私のように抜歯をせずに来た友人の一人は、帰国直前にひどい痛みに苦しみ、市販の鎮痛剤でなんとか乗り切って帰国しました。

 

 もし、留学等で長期滞在を考えている人がいたら、余裕を持って半年ほど前には抜歯を終わらせていることを強くお勧めします。私はたまたま向こうで治療が必要になることはありませんでしたが、今こうしてまた抜歯の必要性に迫られています・・・。

 

カナダで帰る歯磨き粉 

 ちなみに、歯ブラシと歯磨き粉は普段使っていたものを日本から持参しました。

歯磨き粉は、無くなった後カナダのテレビCMでよく見かけたCrest 3D Whiteを買いました。

 

 「ティッシュと同じ白さの歯に!」というCMでした。ホワイトニング効果が高いようです。正直あまり違いはわかりませんでしたが、使い心地がよかったです。

 参考に楽天のリンクを貼りましたが、カナダではもっと安いです。Walmartで安売りしています。

 

 カナダ・アメリカではホワイトニングに力を入れている人が多いようです。上記のように、歯の治療費が高いためか歯磨き粉や歯のケアの製品が充実しているので、いろいろ試してみると楽しいかもしれないです。

 

 事前に歯の治療を終わらせておくこと、滞在中も丁寧な歯磨き、そして帰国後安心してサボらずに歯を大事にしましょう〜〜

 

 

 

 

 

ビクトリアワーホリの私の一年間の過ごし方

こんにちは。フウネです。

今回は、私のカナダ・ビクトリアワーホリ生活のスケジュールを紹介します。

 

ワーキングホリデーって実際どんな生活をするのか、なかなかイメージがわきませんよね。

私も「とりあえず行けばなんとかなる!」くらいのノープランでした。

 

私がカナダに行っていたのは9月〜7月の約10ヶ月間です。

行く前のイメージと、実際のスケジュールを紹介します。

 

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行く前のイメージ

9月〜11月 

ビクトリア大学の語学コース3ヶ月・ホームステイ

12月〜   

語学コース・ホームステイ終了

仕事開始 ビクトリアを出て違う街へ移動

5月    

カナダ・アメリカを旅行

6月半ば〜

帰国、貯めたお金で旅行

9月

大学に復学

 

 正直当時はワーホリをなめていたので、たくさんお金稼いで夏休みは旅行しよーっとぐらいのざっくりしたイメージしかありませんでした。

 また、パスポートが7月半ばで切れるものだったので、ワーホリビザは9月までありましたが余裕を持って6月にはカナダを去るつもりでした。

 

実際のスケジュール

9月

・ビクトリア大学の語学コース開始

11月 

・大学に通いつつ仕事探しを開始⇨Bath and BodyWorksで一つ目の仕事をゲット

・ウクレレの教室に通い始める

・ゴスペルの合唱団に入る

12月 

・語学コース終了

・シェアハウスを探すもピンとこず、ホームステイ継続を決める

・Bath and BodyWorksの仕事がクリスマスで終了となり、仕事探しを再開

・ジムに通い始める

1月 

・なかなか仕事が見つからず苦労する

・ダウンタウンから離れた日本食レストランでオープニングスタッフとして採用

・バンクーバーでブロードウェイのミュージカル鑑賞

2月 

・ブラックな労働環境に病む

3月 

・母が旅行に来たので休みを取り、2人で5日間アメリカのポートランドへ

・仕事を変えようと再度仕事探しを始めるものの、ビザの関係で苦戦

・留学エージェントの単発スタッフとして採用される

・帰国を延長することを決め、パスポートの更新、ビザの切り替え申請

4月

・地元のイベントやお祭りでボランティアを始める

5月

・レストランの仕事を辞めることを決める

・地元の様々なボランティアに参加

・映画「ララランド」のロケ地を巡るため、ロサンゼルスに一人旅

6月

・レストランの仕事を辞め、ボランティアメインに切り替える

・月に数回留学エージェントの単発のバイト

・バンクーバーやビクトリア付近を旅行

7月

・カナダデーでフラッシュモブのイベントを企画

・シアトル一人旅

・ボランティア

 

 ざっくりまとめると、10ヶ月間こんな感じで過ごしました。

 ノープランだったにしては充実した日々を過ごせましたが、やっぱり「ちゃんと調べておけばよかった!」ということが多々ありました。

 

 ワーホリは、1年間何をするにも全て自分の決断になるので、行動力と決断力がつきました。どんなことも、「やらなきゃよかった」と思ったことはありませんでしたが、「もっと早くやればよかった!」と思うことはたくさんありました。待っていればなんとかなることはないので、迷うよりまず行動してから考える方がいい気がします。

 

 そういう自分の後悔や反省を発信できればと思いこのブログを始めることにしたので、いろんなことを正直に書いて行こうと思います。質問や気になることがあれば気軽にコメントをください!

 

 まずは私のワーホリ生活10ヶ月の簡単なまとめでした。

  

 

 

 

 

そもそもどうしてカナダだったのか?

 私がカナダに行こうと決めたきっかけは、現カナダ首相のジャスティン・トルドー氏のスピーチです。

 

 大学2年の夏頃に、「休学してワーホリしよう!」と決めたはいいものの、どこで何をするのか具体的なイメージは全くありませんでした。

 

 英語圏に行きたいという希望があったので、候補としてあがったのがカナダ・オーストラリア・ニュージーランドでした。

 とりあえずエージェントから各国の語学学校のパンフレットをもらい、どこに行くか考えることに。

 

 当時、私の中でカナダのイメージは「メープルシロップの国」「なんだか平和そう」程度でした。

 そんな中、ふと以前大学の授業で、カナダ人の先生がカナダの首相を紹介していたことを思い出しました。

 

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 それがこの第29代カナダ首相のジャスティン・トルドー氏です。

 

 元は高校の先生で、父親は「カナダ最も偉大な首相」と称えられた故ピエール・トルドー氏。その時の授業では、彼がマリファナの合法化を進めていることに対し、「彼は顔だけの親の七光りなのか、それとも偉大なリーダーとなりうるか?」という議論をしました。

 そういえば授業でやったなぁと、彼のことを調べていてたどり着いたのが、

私が衝撃を受けたスピーチ、”Because it's 2015” です。

www.youtube.com

 2015年に発足した彼の内閣は、男性15名女性15名と男女同数となっています。

 内閣発足時に行われた記者会見で、記者から

「あなたにとって、なぜ男女平等はそこまで重要だったですか?」

と聞かれた彼は、少し肩をすくめた後

”Because it's 2015”「だって今は2015年だからね」と答えました。

 

 そんなの今の時代では当たり前だよ、と言わんばかりの彼のシンプルな反応に私は衝撃を受けました。さらに、彼の内閣には元移民や難民の方、障害のある方、LGBTの方などがおり、”Diversity is our strenght” 「多様性は我々の強みだ」という彼の言葉通り、カナダの多文化主義を表しています。

 調べれば調べるほど、「カナダはこれからどんどん良い方へと進んでいく国かもしれない、その中に飛び込んで世界が変わる様子を肌で感じたい」と感じるようになり、カナダに行くことを決めました。

 

 そして実際に、カナダでの生活はこの時の私の期待をさらに大きく上回る素敵な国でした。生活面はもちろん、カナダの多文化共生主義や、価値観の話も徐々に紹介していきます。