ヒッチハイクでソルトスプリングを観光!?
最近すっかり暑くなってきましたね。ビクトリアの夏が恋しいです。
今日は、ソルトスプリング島について紹介します。
ワーホリ中の写真の中で一番のお気に入り。去年の今頃ソルトスプリング島で撮りました。
ソルトスプリング島へ行こう
ソルトスプリング島は、バンクーバーとバンクーバー島(ビクトリアがある島)の間にあるゴルフ諸島のうちの一つ。ビクトリアからはフェリーで35分ほどでいくことができます。
島には多くのアーティストが暮らし、ギャラリー、マーケット、ワイナリー、農場、そして豊かな自然と見所たくさんの島です。
夏の間、毎週土曜日に開かれるサタデーマーケットが有名なのですが、私は平日に行ったのでマーケットは行けずじまいでした。
それでも十分楽しめたので、土曜日にいけないからどうしようかな〜という方も是非行ってみて欲しいです。
島内の移動はヒッチハイク!?
ビクトリアからは、フェリーで行くことができます。本数が少ないので、事前に調べていきましょう。
島内の交通手段はビクトリアと同じく、バスしかありません。また、本数も少ないです。フェリーはFulford Harbourにつくので、観光案内所やギャラリー等があるGanges Harbourまではバスで行きます。
この二つの港をつなぐバスは、本数は少ないですがフェリーの発着時間に合うようになっているみたいです。
バスに乗ってGanges Harbourまで来た私と友人は、まず観光案内所に行きました。
窓口のおばあさんに、「バスの1日乗り放題チケットを買いたい」と伝えると、「乗り放題チケットなんか買わなくてもいいよ!お金がもったいない!親指をたてて道に立ってればいいの。この島の子供はヒッチハイクで通学してるんだから。」と大笑い。
まさかの観光案内所の職員がヒッチハイクを勧めてくるという衝撃。「ヒッチハイクしたことないし心配だから」と言っても「親指を立てるだけだよ!」と結局バスパスは売ってくれず。
Tree House Cafeでブランチを
とりあえずお腹が空いていたので、ブランチをとりながら計画を立てることに。
事前に調べていた、Tree House Cafeへ。
名前の通り、大木な木を囲む形で作られたカフェ。オープンでとっても気持ちがいい!
ボリュームたっぷり!卵は島で育った鶏のものだとか。
外観はこんな感じ。まるでカフェから木が生えているみたい!
夜は星空を見ながらライブミュージックも聴けるらしいです。
ギャラリー鑑賞と散策
ブランチの後は、カフェの周りのギャラリーを幾つか回りました。
いろんなアーティストがこの島に移住してきているそうで、ギャラリーがたくさんあります。入場料はだいたい無料で、彫刻や油絵、現代アートのオブジェなど、幅ひろいジャンルの作品が楽しめました。
写真の撮影も自由。気に入った一枚です。
そして!!気の向くままに散歩して辿り着いたのがここ!
冒頭に紹介した絶景ポイントです!
地図に載っていない、名前のない場所なのですが、Google Mapでストリートビューを見つけました!ストリートビューだけでも圧巻の美しさです。
https://goo.gl/maps/JkTeWhpr1gy
この写真に写っている、Grace Isetという小さい島を調べればたどり着けるはず。ソルトスプリングに行くなら絶対に見逃さないでください!
バスパス再チャレンジ!
とっても綺麗な景色に出会い、「もうこれだけでもソルトスプリングまで来た甲斐があったね」としばらくのんびりしたのですが、やっぱり島の他の部分も見たい!ともう一度バスのチケットを買いに行くことに。
しかし、もう一度観光案内所に戻ると「あなたたちまだいたの!?バスは不便だし、時間通りにこないし大変だよ。ヒッチハイクの方がいい!親指を立てて立ってればいいの!」と笑い飛ばされやっぱりチケットは買えず・・・笑
そこまで言うなら、せっかくだしヒッチハイクにチャレンジしてみることに!
初めてのヒッチハイク
ソルトスプリング島はワインが美味しいことで有名!
まずは一番近場のワイナリーを目指すことに。車が通るたびに親指を立ててみるも、誰も拾ってくれず結局徒歩。
道中、暑かったですが景色が綺麗で頑張れました。
しかし一つ目のワイナリーはその日お休み・・・。
ついてないね〜と、また大きい道に戻り、スーパーで少し涼んでまた歩き始めました。二人ともやけになって、親指を立てて腕を道路に突き出したまま歩いていたら、後ろから来た車が止まってくれました!
心の準備ができていなかったので焦りましたが、乗せてもらうことに。犬を連れたおじいちゃんでした。離婚した後、人生やり直そうと一人この島に越してきたとか。港の近くのマーケットで働いているから、帰りに寄ったら教えてね!と、とてもフレンドリーでいい人でした。
Salt Spring Vineyards& Tasting room
ようやくもう一つのワイナリーに到着!
https://goo.gl/maps/cgCFgZ9r92y
まるで童話の世界!とってものどかでした。
二人でワインの飲み比べ。
ボトルも可愛い!
Salt Spring Island Ales
次の目的地はブルワリー!
またも親指を立てながら歩きましたが、そもそも車が全然通らない!結局歩いて行くことに。
Google Mapだと徒歩30分と出ましたが、坂道だったのでもっと時間がかかったと思います。
てくてく歩きます。ビクトリアも田舎の方ですが、もっと田舎です。夏休みにおばあちゃんの家に遊びに来た気分。
ちゃんと辿り着けるのか?!と果てしなく感じました。でも景色は綺麗!
やっと到着!「ここまで来て閉まってたら泣いちゃうね!」と中へ。
木の建物の二階が売店とティスティングルームになっていました。
いい感じの写真ですが、軽く熱中症気味になっていてなかなかしんどかったです・・・。やっと座れた!
クラフトビールの飲み比べ!ビールは季節によって変わるそうです。コーヒー風味のビールが美味しかった!
店員のお兄さんが気さくで、しばらく島のことやビールのことをおしゃべりしました。
港までヒッチハイク
チーズ農場にも行きたかったのですが、帰りのフェリーに間に合わなさそうなので断念してフェリーターミナルのあるFulford harbourへ向かうことに。
長い坂道を下って大きい通りまで出てからは、サクサクヒッチハイクができて、港までたどり着けました。
おばさんが途中まで乗せて行ってくれて、そのあとすぐに別のおじさんが港まで乗せてくれました。おばさんが教えてくれたのですが、ソルトスプリング島は電気自動車が普及していて、島の住民はほとんど電気自動車なのだとか。
Fulford Herbour
無事港に着いてから、Moringside Organic bakery&Cafe&Book storeで休憩。
https://goo.gl/maps/iTR7YLyNYr12
オーガニックの材料にこだわったカフェ。本も売っています。内装・外装が独特!不思議と落ち着きました。
ヴィーガンのチョコミルク。
その後、最初にヒッチハイクで乗せてくれたおじいちゃんに会いにSalt Spring Mercantileに。「僕が焼いたんだよ!」とオススメしてくれた、手作りのピーナッツバタークッキーを買いました。絶妙な甘さでやみつきに。おすすめです!
https://goo.gl/maps/9YNwMABwBR32
ノープランでもなんとかなる?ソルトスプリング島
カナダ人の友人に、ソルトスプリング島に行くんだよ〜と話したら「島内の移動はどうするの?マーケットのない日に行って何するの?ノープラン!?大丈夫!?」と心配されたのですが、何とかなりました。日帰りノープランでしたが、地元の人たちに助けられて満喫できました。
もちろん、車で回れたらもっと便利だし私たちが回った以上に色々いけると思います。マーケットも行ってみたかった!
ヒッチハイクも、たまたま私たちがいい人に当たっただけで危険な目にあう可能性もあったかもしれません。でも、あの時のドキドキしなかが親指を立てて雄大な景色の中をひたすら歩いたのは、忘れられない冒険でした。
ヒッチハイクデビューが海外の小さな島なんて、ちょっとワクワクしませんか?
Trailを探検してみよう
こんにちは。フウネです。
以前Gold steram parkの記事で紹介した通り、ビクトリアにはかつて鉄道が通っていた道、Trailがたくさんあります。今は補整され、ランニングやハイキングのコースになっており、そこを通って自転車で通勤や通学する人も多いとか。ビクトリアの魅力の一つです。
私の住んでいたQuadra&Mackenzieの地域に、アップタウンまで続く大きなTrailがあったので、夏になってからは何度か散歩に行きました。今日はそのLochside Regional TrailとSwan Lakeを紹介します。
Lochside Regional Trail
このトレイルは、ビクトリアを斜めに縦断する長い一本道です。元をたどっていくとDouglas Mountainのあたりから、海辺の方まで繋がっています。
私は、ホームステイ先の近くだったSaanich CentreからWalmartなどがあるUp townまでを散歩していました。
Quadra streetにある、Gala-Van Party Shop(https://goo.gl/maps/58DxY8rEdSF2)
の隣の、木々に囲まれた道が、Lochside Regional Trailです。Gold stream parkとは違い、線路の跡は残っていません。道は木々に囲まれており、木の橋などもあって、退屈することなくいい気分で歩けます。自転車で通る人が多いので、イヤホンをして歩くのはやめたほうが安全かも。
道なりにまっすぐ歩いて行くと、Swan Lakeにつきます。道の地中で、「スワンレイクはこちら」という看板があるので、そちらの小道に進みます。
木の桟橋を進むと・・・
一面の絶景!天気のいい日は、青空が水面に反射して本当に綺麗です。
あまりの綺麗さにびっくりしてしまって、しばらくベンチに座ってポーッとしてしまいました。
自然保護地域になっているらしく、カエルや野鳥、ウサギなど動物もいるみたいです。
Swan Lakeの周りは、Swan Lake Loopという、湖の周りを一周する別のウォーキングコースになっています。
Christmas Hillという岩山があって、そこからの景色も綺麗です。
今までに紹介した、James BayやFisgard Lighthouseのように、ビクトリアは観光地じゃないような普通の場所で、今まで見たことがないような綺麗な景色に出会えます。
何度も言っていますが、ビクトリアは青空の濃度が日本より高い気がします。
寄り道を楽しもう
このトレイルをまっすぐ行けば、30分〜1時間弱でアップタウンまで行けるのですが、Swan Lakeのように脇道に逸れて行ってみると新しい発見があって楽しいです。
友達と散歩に行って辿り着いた場所、草原に大きな木が一本生えていて、その木に登って夕日を見ました。今となってはここがどこだったのかわかりません。
まるでサバンナみたい!とはしゃぎました
たまにはウォーキングで気分転換を
ビクトリアは小さい町で、だいたいどこもバスが通っているので移動は楽なのですが、たまにはこういうトレイルを見つけて探検してみると楽しいです。一人でも、仲良くなりたての友達を誘って、おやつを持ち寄って一緒に歩きながらおしゃべりするのも素敵。
私は10ヶ月間ビクトリアに住んでいましたが、こうして振り返ってみるとまだまだ探検しきれていない部分がたくさんあったんだろうなぁと思います。夏休みに10日間ほどビクトリアに行く予定なので、馴染みの場所に行くだけじゃなくてまた新しいお気に入りを見つけたい!
James Bayを散歩しよう
最近すっかり暑くなってきて、夏が来た感じがしますね。
ビクトリアの海と青空が恋しいです。
今日は、ビクトリアのビーチの一つ、James Bayを紹介します。
James Bay
James Bayには、ビクトリアに着いた次の日にホストマザーが連れて行ってくれました。ビクトリアを発つ前日も散歩に行った思い入れの強い場所です。
海辺なので冬は寒く、4月ごろに行った時もまだ風が強くとても寒かったです。なので、ここの魅力を知ったのは帰国の数ヶ月前、5月半ばになってからでした。
浜辺で拾った綺麗なガラス。大事に持ち帰ってきた宝物です。
オススメの散歩道
ダウンタウンにある博物館から、Belleville streetを港沿いにまっすぐ行って、Oswego streetに入り、そのまままっすぐ進むとビーチに出ます。そこから左に行くとClover point、右に行くと灯台のあるBreak waterにいけます。
Clover pointは、よくパラグライダーで空を飛んでいる人がいて、夕暮れに行くと幻想的です。
ビクトリアに着いた次の日に見た景色。これから始まる新しい生活にワクワクしたのを覚えています。
私が大好きなのは、Break waterです。とにかく綺麗!天気のいい日に行くと水面がキラキラです。灯台に向かう桟橋があって、気持ちのいい風に吹かれながら散歩できます。
帰国を意識し始めた頃に一人でここに来て、波の音を聞きながら、もうこの景色をしばらく見られないのかと思ってちょっと泣きました・・・。
6〜8月の毎週日曜日はBreak Water Marketが開催されます。地元のアーティストの作品が並びます。数日間限定でライブ演奏が聴けるビアガーデンもオープンするので、facebook等でイベント情報をチェックしてください!
James Bayに住んでいた友人
私がJames bayを気に入ったきっかけは、海の近くに住んでいた友人です。
ボランティアがきっかけで知り合い、「ビーチに座って夕日を見よう」と、瓶ビールを持ってお気に入りの場所へ連れて行ってくれました。
それまで、海というのは泳ぐところだと思っていたのですが、ただ浜辺に座って、日が暮れるまであれこれおしゃべりをするのはとても心安らぐ時間でした。
ジャーに入れた温かいハーブティーと、桃やオレンジなどのフルーツをリュックに詰めて持ってきてくれたこともありました。
「日本では休みの日は友達と何をするの?」と聞かれ、「買い物に行ったり外食したりかな」と答えたら、「ふーん。じゃあ、こういう本当の会話はいつするの?」と言われて答えられませんでした。
彼に限らず、ビクトリアの人は「どこか遊びに行こう」となると、「ハイキングに行こう」「丘の上から夜景を見よう」「浜辺を散歩しよう」など提案されることが多かった気がします。綺麗な景色を見ながら、自分の子供の頃の話や家族の話、将来の夢について話しました。
こんなに天気がいいのにどうして働かなきゃいけないの?
この友人は、幼い頃にメキシコからカナダにやってきて、サスカチャワンという小さい町で育ち、数年前に仕事を辞めて、荷物をすべてクラッシックカーに詰めて、カナダを横断してビクトリアまでやってきたそうです。
冬の間は油田で働いてお金を貯めたそうで、夏は一切働かずに気ままに暮らしていました。「こんなに天気がいいになんで働かなきゃいけないの?もったいないにもほどがあるよ。この季節を楽しまないと」と言われ、衝撃でした。
私が日本食レストランの仕事を辞めたのも、春になり天気が良くなってきて、青空を見ながら出勤するのにうんざりしたからだったので、気持ちはわかりました。ビクトリアの青空は本当に桁違いに綺麗なので、そういう生き方がしたくなるのも納得です。
以前、「ビクトリアって何色の町?」と聞かれて、「青!」と即答しました。
ちなみに、最近久しぶりに連絡をしたら、バンクーバー島のリゾート地・トフィーノに引っ越してキャンピングカーを買って相変わらず海辺で悠々自適に暮らしているそうです。
海の町ビクトリア
帰国してから、なかなか海の方へ行く機会はないのですが、たまに旅行で海辺に行くと、ビクトリアのことがわーっと蘇ってきてなんとも言えない気持ちになります。私にってビクトリアは海の町です。
友達と行っておしゃべりしながら散歩しても、一人で物思いにふけるのも良いです。何度行っても飽きない絶景なので、ぜひ何度も訪れてみて欲しいです。
Happy Victoria Day!!
カナダ時間の今日はビクトリアデーです。
去年の今頃はパレードを見に行っていたので、時が経つ早さに驚きます。
パレードの様子と、カナダ人の友人とビクトリアデーについて話した時のことを紹介します。
ビクトリアデーって?
ビクトリア女王の誕生日を祝う、カナダの祝日です。本来は5月24日ですが、毎年5月の第4週の月曜日が祝日になります。
ビクトリアの地名は、このビクトリア女王から来ています。なので、カナダの中でもビクトリアのお祝いが一番盛大です。
パレードを見に行こう
お祭りの目玉は、メイフェアモールからダクラスストリートまで続くパレードです。
カナダ軍を筆頭に、カナダ・アメリカのマーチングバンド、地元の会社や農場、地域コミュニティ、世界各国からの移民のグループなど、それぞれが思い思いのパフォーマンスを披露します。まさに多文化多民族なカナダらしいパレードです。
毎年10万人を超える観客が訪れるとか!パレードのため道が閉鎖され、バスのルートが変わるので要注意です。
今年のパレードの様子はこちらから見られます。
私も去年友人と見に行きました。
一番可愛かった牛乳パックのトラック。
元気いっぱいチアリーダー
カナダ国旗を持って行きましたが、あまりもっている人は見かけませんでした・・・。
とっても天気にい日でした。
パレードは2時間にわたります。私と友達は、30分くらいダウンタウンの路上に座ってパレードを見た後、暑かったのでパブに移動しました。
その時に行ったのが以前紹介したCanoe brew pubです。
「カナダはみんなの国だ」
パレード自体は正直そこまで思い出はないのですが、私の中で印象に残っているのは後日カナダ人の友達とビクトリアデーについて話した時のことです。
以前お話しした、自転車で登山に来た友人です。
彼は、真剣に
「カナダはオープンな国だけど、まだ白人中心な部分がある。ビクトリアデーも、イギリス支配下の時の名残だし、お祭りはいいけれど、未だにかつてのイギリスの女王の誕生日を祝うことはあまり好ましくないと思わない?
ビクトリアはまだ、上層部は白人が多い。カナダはもっと多民族国家になるべきだし、それでこそカナダだ。君みたいな、日本からの移民とか、アジア系がトップに立つ日が来たら、それでこそカナダだと僕は思うよ。みんなカナダ人になりえるし、カナダはみんなの国なんだよ。」
と話してくれました。
帰国後に異文化コミュニケーションの授業を取り、日本のように、「生まれた土地」「血筋」「外見」の3つすべてが揃って「日本人」とみなされる民族は世界的に見て珍しいということを知りました。
この友人の血筋はオランダです。祖父母の代からカナダに移民してきて、両親もオランダの血が流れていますが、彼はカナダで生まれ育ったカナダ人です。
彼がなんども言っていた、"Canada is a country for anyone."という言葉がとても印象に残っています。何より、自分の国のあり方について、自分と同い年の子が、外国人である私に真剣に語れることも驚きでした。
私がカナダに行こうと決めたきっかけは、ジャスティントルドー氏のスピーチで、この友人の話を聞いて、やっぱりカナダはすごく進んだ国なんだなと実感しました。
このオープンさ、日本との違いは、歴史等様々な由来があると思いますが、日本カナダから学ぶべき点がたくさんあると思います。
一押し!カナダ出身の若手アーティスト、Scott Helman
カナダ人の歌手
こんにちは。フウネです。
みなさん、カナダ人の歌手というと誰が思い浮かびますか?
私はビクトリア大学の音楽の授業で
ジャスティン・ビーバー
アヴリル・ラディーン
セリーヌ・ディオン
がカナダ出身であるということを初めて知りました。みんな超ビックアーティストですね。
そんな中で、私が一押しなのがカナダ出身の若手のシンガーソングライター、Scott Helmanです。帰国してから彼のことを知り、すっかりはまってしまいました。今日は彼の紹介をさせてください。
Scott Helmanって?
Scott Helmanは、トロント生まれのシンガーソングライターです。作詞作曲も自分で手がけています。アコースティックギターの曲がメインですが、ポップな曲からしっとりいた曲、叫びあげるロックなど、幅広い曲を作っています。
1995年生まれ。(私と同い年なんです!!)10歳の誕生日にギターをもらい、14歳になるころには歌手を志すようになったそうです。15歳でワーナーと契約を結び、デビューはなんと16歳!
デビュー直後からアメリカ、カナダ、ヨーロッパのツアーを行い、2015年にはTeen Vogueの「来年ブレイクする人」にノミネートされたり、"Treat you better"で有名な歌手、Shawn MendesがScottの楽曲”That sweater”をお気に入りのアコースティックギターの曲として紹介するなど、要注目のアーティストです。
彼の魅力はなんといってもハスキーで独特な歌声、そして歌詞です!!
特に好きな曲をいくつか載せるので聴いてみてください。
Scott Helman "Machine" Official Music Video
はまったきっかけの曲。”But you're more then bolts. Like the city's more than steal and stones” 「町が鉄や石だけでできているんじゃないように、君は部品の一つなんかじゃないんだ」というところが好きです。バイトで疲れた時によく聴きます。
Scott Helman - "Bungalow" - Official Music Video
デビュー曲。夏に聴きたいハッピーな歌です。
Scott Helman - Somewhere Sweet - Live
デビュー前、「ここではないどこかに行きたい」と思いながら書店員として働いていた頃の気持ちを歌った曲だそうです。就活中よく聞いていました。
iTunesで彼のアルバム”Augusta” "Hotel de Ville"がどちらも購入できます。
ライブを聴きに行ってみよう
私が彼のことを知ったのは、帰国後のことでした。ビクトリアの友人、Bath and BodyWorksの元同僚、ウクレレの先生が、facebookで続々と彼のライブに「興味あり」「参加予定」と投稿していて、そんな有名な歌手がビクトリアに来るの?と思って調べてどハマりしました・・・。
ライブに行った友人が写真を送ってくれたのですが、とにかく距離が近い!!
生で歌声を聞きたかった・・・(泣)
現在(2018年5月)は、ヨーロッパでツアー中でカナダにはいません。次またカナダツアーがあったら絶対に行きたい!!
まだアジア圏での知名度は低いので、いつか来日公演もしてほしいと思い布教中です。
彼のライブは逃してしまいましたが、留学中になんとなく行ったライブの歌手が数年後大物に!ということがありえたかもしれないので、気になったライブは積極的に行けばよかったなと思っています。
ワーホリ何にも関係ない話でしたが、Scott Helman本当に大好きなので「いいじゃん!」と思ってくれる人がいたら嬉しいです。みんな聴こう!!!
まるで映画の世界!Fan Tan Alleyを探検しよう
ビクトリアのお気に入りの場所
以前紹介した、Fisgard Light Houseに次ぐ、ビクトリアのお気に入りの場所が、
Fantan Alleyです。友人や家族が遊びに来た時は必ずここに連れてっていました。
「私今海外にいる!」と感じられる異国情緒たっぷりなこの通りを、一人でうろうろするのも好きでした。
Fan Tan Alley
Fan Tan Alleyは、Pandra Avenueとチャイナタウンを結ぶ路地です。
カナダで一番細い路地らしく、観光ガイド等にも必ず載っているビクトリアの見所の一つ。
人一人通れるくらいの細さ。程よい薄暗さで、夏でもひんやりしています。ランタンや電飾で飾られていてかわいいです。
通りは全て赤レンガ造りで、アンティークの服屋さん、家具の専門店、オーガニックの入浴剤やさんなど、こだわりの小さなお店がたくさん揃っています。
路地の中にもさらに抜け道があります。この写真は一切加工していません。まるで映画の中にいるみたいな気分!
地元の素材にこだわったおしゃれなジェラード屋さん。どのフレーバも魅力的で決められませんでした。
母も連れてきました。チャイナタウンに近い方は、かつてのチャイナタウンの面影が残っています。不思議な漢字の看板があったり、千と千尋の神隠しっぽさがあります。
普通のお店の他に、数日限定のポップアップショップがオープンしていることも。散歩にいった時に看板を見つけて、ふらりと立ち寄りました。写真はロサンゼルスですが、Fan tan Alleyで買ったワンピースです。確か10ドルくらいの破格でした。お気に入りです。
探検に行こう!
ビクトリアのチャイナタウンは全く治安が悪くなく、とても素敵なエリアです。よく一人で散策していました。その中でもFan tan Alleyは「私は今どこにいるんだろう?カナダ?中国?どこでもない?」と不思議な気持ちになれる場所です。ただ歩くだけでも楽しいので、異国情緒を味わいにぜひ探検してみてください。
海外長期滞在と歯の話
こんにちは。フウネです。
最近歯医者さんに通って、虫歯と親知らずの治療をしています。カナダに行く前は定期健診に通っていたのですが、帰国後何もしないでいたら虫歯が増えていました・・・。
長期で海外に行く際に、心配なのが歯の治療にかかる費用と親知らずをどうするかだと思います。
私は親知らずは抜歯せず、歯の治療を含む保険に加入して行きました。結局ワーホリ中ビクトリアで歯医者に行くことはなかったのですが、参考までに何をしたかを紹介します。
カナダの歯の治療
日本と違い、カナダの保険は歯の治療をカバーしていない場合が多いそうです。
カナディアンの場合でも、虫歯の治療は約200〜300ドル(2〜3万)、親知らずの治療となると1000ドル(10万円)かかる場合もあるとか!
私は日本で海外旅行保険に入ったのですが、親知らずを抜歯せずに行くことになったため、数万円割高でしたが歯の治療の保障付きのプランに加入していきました。
親知らずの不安
私は親知らずが4本生えています。1本は横向きに生えており、他3本は縦に生えていました。
出国数ヶ月前に、横向きの歯が痛み出したので、かかりつけの歯医者さんに行きました。カナダで抜くことになった場合大変なので、4本とも抜歯したほうがいいと言われました。
しかし、「歯茎を切って歯を砕いて取り除く」という説明に完全にビビった私は、ズルズルと歯医者さんに行くのを先延ばしにし続けました。
そうしてようやく出発2ヶ月前に病院にいたところ、
「抜いた後にも検査のために定期的に通ってもらう必要がある。抜けないことはないが、抜いたままで行ってそこから細菌が入った場合、大きな病気につながるのでいっそ抜かずに行ったほうがマシだ。」と説明を受けました。
実際に、親すらずの抜歯後にそこから病気になった知人の話を聞いたことがあったため、これはダメだと思い抜歯はしないことに。痛んだ時のための抗生剤と鎮痛剤を多めにもらってカナダに渡航しました。
カナダでは幸いそこまで痛むことはなく、持って行った薬で応急処置ができました。ただ、同じく私のように抜歯をせずに来た友人の一人は、帰国直前にひどい痛みに苦しみ、市販の鎮痛剤でなんとか乗り切って帰国しました。
もし、留学等で長期滞在を考えている人がいたら、余裕を持って半年ほど前には抜歯を終わらせていることを強くお勧めします。私はたまたま向こうで治療が必要になることはありませんでしたが、今こうしてまた抜歯の必要性に迫られています・・・。
カナダで帰る歯磨き粉
ちなみに、歯ブラシと歯磨き粉は普段使っていたものを日本から持参しました。
歯磨き粉は、無くなった後カナダのテレビCMでよく見かけたCrest 3D Whiteを買いました。
「ティッシュと同じ白さの歯に!」というCMでした。ホワイトニング効果が高いようです。正直あまり違いはわかりませんでしたが、使い心地がよかったです。
参考に楽天のリンクを貼りましたが、カナダではもっと安いです。Walmartで安売りしています。
カナダ・アメリカではホワイトニングに力を入れている人が多いようです。上記のように、歯の治療費が高いためか歯磨き粉や歯のケアの製品が充実しているので、いろいろ試してみると楽しいかもしれないです。
事前に歯の治療を終わらせておくこと、滞在中も丁寧な歯磨き、そして帰国後安心してサボらずに歯を大事にしましょう〜〜