ビクトリアで一番好きな場所 Fisgard Lighthouse
私はカナダに行くまでは、山か海かと言われたら山派でした。泳げないし、海水はベタベタするしと、あまりいいイメージがありませんでした。
しかし、カナダワーホリを経た今はすっかり海派です。波の音を聞きながらぼんやりしたり、友達と延々とおしゃべりをすることが好きです。
今日はそんな時間を過ごすのにぴったりの場所、Fisgard Lighthouseを紹介します。
日々「カナダ帰りたーい」と思いながら生活しているのですが、一番思い出すのがこの景色です。
ビクトリアの空は、日本の空より青色が濃い気がします。
Fisgard Lighthouse
Fisgard Lighthouseは、ダウンタウンから少し離れたEsquimaltにある灯台です。1860年代にイギリス海軍のために作られたそうで、今は当時の様子を伝える博物館になっています。
ここの周辺の景色がとんでもなく綺麗なのですがアクセスの悪さのためか観光客がほとんどおらず、のんびりと雄大な景色を堪能できます。
Trailを辿って歩こう
もともとは、友人と映画「デットプール」のロケ地であるHatley Catsleに行った際、たまたま寄ったのがここでした。
私たちがそのお城に行った日、なんとたまたまデットプール2のロケが行われており、お城の敷地内に立ち入ることができなかったのです。
当時は「地元の番組かな〜」と思っていました。まさか中でハリウッド映画の撮影が行われていたとは!
お城の裏に、ハイキングコースがあったので、せっかくだから散歩をしようかと散策をしていたらこの灯台のある浜辺に辿り着いたのです。
山道の様子。カナダの山は日本の山特有の怖さがあまりない気がします。
※私は毎回お城のハイキングコースを辿って灯台へ行っていましたが、おそらく正規のルートではありません。
灯台に行く途中の崖の上に、2つ赤い椅子が置かれています。ここに腰掛けて、水平線を眺めてぼーっとするのが最高です。
Lagoonでは子供が遊んでいました
そして灯台です。
ここに何があるのかと言われたら、ポツンと灯台が立っているだけです。何も特別なものはありません。でも、私はこの時の海と青空が、人生で一番綺麗だと思いました。死ぬ前にどこかもう一度行けるとしたら、私はここに行きたいです。
前、友人に「ビクトリアって聞いて思い出す色は何?」と言われたのですが、私にとっては海と空の青です。
ただ、周りは本当に何もありません。帰りは歩くしかありません。最寄りのバス停までは徒歩30分。友達と行って、おしゃべりしながら帰りましょう。
私はこの灯台に行ったのは滞在中二回しかありません。それでも、約一年間のワーホリ生活の中で一番印象に残っています。
写真でももちろん綺麗なんですが、是非この場所に行って、その綺麗さとなんとも言えない清々しさを体感して欲しいです。