ビクトリアの人はとってもフレンドリー!
ビクトリアの大好きなところはたくさんありますが、その中でも一番は何と言っても
街の人がとにかくフレンドリーなこと!です。
まず、街ですれ違う人のほとんどが、目が合うと微笑んだり挨拶をしてくれます。
それどころか、道を歩いている人やバス停で一緒になった人が普通に話しかけてきておしゃべりが始まったりします。
ビクトリアに着いたばかりの頃は、初めての海外での暮らしにビビりまくっていたので、話しかけられるたびに「怪しい人なんじゃないか」「騙されるかもしれない」と警戒していました。
しかし、一週間ほどで、あぁみんなフレンドリーなだけなんだ、と気づきました。
すれ違った人や店員さんが、”I love your outfit!” (今日の服、素敵だね!) ”Nice dress!”(いいドレスだね!) "I like your glasses"(あなたのメガネ好き)など、さらりと褒めてくれることもたくさんあります。
人ごみの中で腕を掴まれてゾッとしたのもつかの間、”Hey! Where did you get this jacket!? I love this!!” (ねぇ!このジャケットどこで買ったの!?素敵!!)と聞かれたり。
マクドナルドで、タトゥーにピアスだらけのお兄さんが近づいてきたと思ったら、”Are you Japanese? Look my favorite purse! Hello kitty~~~” (君日本人?俺のおきいに入りのポーチみてよ、キティーちゃんだよ〜)と笑顔でキティーちゃんのポーチを見せてくれたことも。
バスで隣の席の人おじいさんに肩を叩かれ、”Look outside! Make a wish!”(外を見て!願い事をしなくちゃ!)と、虹が出ていることを教えてくれたり。
ビクトリでのこの雰囲気に慣れてからバンクーバーやロサンゼルスなどの都心に行ったら、人がみんな忙しそうにしていて街行く人と目が合わず、合っても素通りだったりでちょっと寂しい気持ちに。(もちろんどちらも素敵な街なのですが)
旅行からビクトリアに帰ってきて、自然に会話が生まれたり微笑みあったりすると。「あぁ帰ってきたな」と安心しました。
数ヶ月もしたら、私もすれ違った人やお客さんのことをさらりと褒められるようになり、帰国した今もその習慣は続いています。
ビクトリアは、カナダの老後暮らしたい町ランキングで一位になるほどののんびりした素敵な町です。日本の観光案内誌等では観光地として紹介されていますが、私は中長期暮らしてこそ存分に魅力が味わえる町だと思っています。
買い物や夜遊びがたくさんしたい!という人にはあまり向かないかもしれません。ですが、この記事を読んでちょっといいかもな、と思った方はビクトリアで暮らすことを候補に入れてみてほしいです。