Pagliacci'sでとっておきのブランチを
のんびりブランチの街、ビクトリア
ビクトリアは、ブランチの文化が有名な町です。
ブランチとは、遅い朝食のこと。昼食を兼ねているため、パンケーキ、ワッフル、エッグベネディクトなどボリューム満点のメニューです。
北米では、誰かと一緒に朝食やブランチを食べる文化がとても浸透しているそうです。少し早く起きて家族や友人とカフェに行き、おしゃべりをしながらボリュームたっぷりのご飯とコーヒーを楽しむという、なんともビクトリアらしいのんびりした素敵な習慣です。
友人のホームステイ先に泊まった際に頂いたブランチ。
数あるブランチを提供しているカフェ・レストランの中から私が一つお勧めしたいお店が、ベイセンターのすぐそばにあるPagliacci'sです。
Pagliacci'sの日曜限定のブランチ
https://goo.gl/maps/rBMnYMFvE9N2
Pagliacci's(パグリアッチ)は、パスタが有名なイタリアンのお店です。メニューが”Stand by me”など映画のタイトルになっており、ワクワクします!
曜日によっては、ディナータイムにライブ演奏もあります。
意外と知られていないのが、パグリアッチは毎週日曜日限定でブランチを提供しているということ!
他のお店は毎日昼頃までブランチが食べられますが、ここパグリアッチは毎週日曜の午前中のみ。貴重なチャンスを逃さないで!
パグリアッチは、ディナー時に前菜としておかわり自由の美味しいパンが食べられることで有名なのですが、ブランチにはサクサクのベーグルがもらえます!
たっぷりのいちごジャムとクロテッドクリーム入り!
ブランチのメニューも映画の名前になっています。「ティファニーで朝食を」と迷ってこちらのブルーベリーパンケーキに。(名前は忘れてしまいました・・・)
通常のメニューに加えて、その日限定のメニューもあります!ただでさえ日曜日しか食べられないのにさらに限定メニューもあるなんて!
たまにはちょっぴり贅沢してみよう
私はパグリアッチがブランチの提供をしているのを知ったのが帰国2ヶ月前だったので、結局1度しか食べに行けませんでした。他のメニューも試したかった!
私の場合、ワーホリ生活は思ったよりもお金に余裕がなかったので、前半の秋〜冬は節約しようと、あまり外食をしないようにしていました。でも今思えば、せっかくの機会だし、そこでしか食べられないものをもっと楽しめばよかったなぁと思います。
ブランチは、美味しいことはもちろんですが最初に書いたようにみんなのんびりおしゃべりを楽しんでいる雰囲気がとても心地いいです。一人で行っても、友人とのんびりでも、カナダならではの朝をのんびり楽しんでみてください。
ビクトリアにはたくさんのカフェがあるのでお気に入りを見つけて通うのも素敵ですね!
「5年後に思い出すのは何?」Couch Surfingでの出会い
みなさんカウチサーフィンというSNSは知っていますか?
今日は、カウチサーフィンを通じてビクトリアで出会った旅人の話をしたいと思います。
そのうちの一人との出会いは、前回の記事、友達が自転車でGold streem parkに来た話 - オーキャナダ に次ぐ、フットワークの軽さに衝撃を受けた思い出です。
Couchsurfingって?
カウチサーフィンとは、旅を通した出会いを繋げるSNSです。facebookより長い歴史があるみたいです。テーマは”Meet and Stay with Locals All Over the World”
以前紹介したBubble Bar Language Exchange(ビクトリアで友達を作ろう!Language Exchange - オーキャナダ)も、カウチサーフィンを通じてイベントの告知をしており、ユーザーがたくさん来ていました。
「カウチ」というのは、日本でいうソファーのことです。「サーフィンをするように、旅先で地元の人のカウチを借りて泊まり歩こう」というのが名前の由来です。
主なサービスは大きく分けて4つあります。
・旅先で、ユーザーの家に無料で泊めてもらえる(カウチや空き部屋、寝袋など)
・Hang out機能で、周りの暇な旅人や地元の人と会える
・周りで開催されているイベントに参加できる
・一緒に旅をする仲間を見つけられる
facebookと連動すれば会員登録は簡単です。個人情報を登録して、プロフィールをしっかり書かないと使える機能が制限されるのでしっかり書きましょう。
Hang outで友達を作ろう
私が使っていたのはhang outの機能です。
Hang outとは、「遊ぶ」という意味の若者言葉です。"Let's hang out!"「遊ぼうよ!」というふうに使います。
位置情報をオンにして自分のステータスをAvailableにし、”grab beer” "Have a cup of tea or coffee" "explore the area" "Hiking"など、やりたいことを入力すると、自分の近くで暇している人の一覧が出てきます。
相手のしたいこと、プロフィールを確認し、この人面白そう!と思ったら、相手にメッセージを送り待ち合わせ場所を決めます。
決断力の塊なエジプトの女の子
今回お話ししたいのが、日本に留学経験のあるエジプト人の女の子のLちゃんとの思い出です。
「バンクーバー行きのフェリーの時間まで暇だからおしゃべりしたい」とのことだったので、ダウンタウンを一緒に散策することにしました。
ちょうどインナーハーバーで音楽祭をやっていたので、芝生に座って音楽を聴きながらお互いの留学経験や好きなことについて話しました。
海沿いに移動して、ベンチに座って話していた時に、歌が好きだと言ったら、「え!一曲何か聞かせてよ!」と言われたので、はずかし〜〜と思いながらせっかくだしと思って歌いました。
そうしたら彼女はとても感動してくれて、「Youtubeのチャンネルは持ってる!?ないの?なんで!もったいない!今すぐ作るべきだよ、世界に発信しないと!」と真剣に言ってくれました。(結局youtubeはやってないけど、ブログは始めたよLちゃん!)
なんというか、こういう風に、「人の好きなことを当たり前に応援する」姿勢って、日本にあんまりない気がします。そんな風に言われたの初めてだったのでとても嬉しかったです。
フェリー乗り場行きのバスの出発時刻が近づいてきたので、そろそろ行かないと、と促すとLちゃんは少し考え込みました。そして、
「議事堂は夜ライトアップされて綺麗だって聞いたんだけど本当?」
「ビクトリアの夜の街並みはどう?素敵?」
「ビクトリアって治安がいい?」
と聞いてきました。
その時既に夜の7時頃だったのですが、夏のビクトリアはとても日が長いので、夕陽になるのが9時頃、日が沈むのは10時をすぎることが普通でした。
ライトアップは綺麗だし、街並みも素敵だよ、治安は東京の繁華街よりはるかにいいいと思う。と伝えると、
「わかった、今日はバンクーバーに行かない。夜景を見て、マクドナルドに朝までいて、早朝のフェリーで帰る。」と宣言しました。
そんな、大丈夫なの?バンクーバーの宿はもう決まってるんじゃないの?と聞くと、
「もう宿も決まってるしお金も払ってあるけど、ちょっとのお金を惜しむのと、今ここでしか見れないものを逃すなら私はここに残りたい。」
「私がビクトリアに来るのは、もう人生最後かもしれない」
「でもやっぱり危ないかな、あなたはどう思う?」
私は、初めはいきなり何を言いだすんだろう!と思っていたのですが、彼女の話を聞くうちに、考えが変わりました。
そうして、「ダウンタウンに夜通しいたことはないけれど、治安は本当に良いから危険な目に合うことはないと思う。私があなたの立場だったら、同じ決断をしてここに残る。」と伝えました。
Lちゃんは、
「東京に留学した時の思い出、楽しかったことは覚えているけど詳しくはあんまり覚えていない。でも、今日みたいに、リスクを取ってちょっと冒険したことは今でもはっきり覚えてる。5年後に残るのってそういう思い出じゃない?」
と笑いました。
彼女は何度も、「会えてよかった、励ましてくれてありがとう!」と言ってくれましたが、私も彼女の考えた方と決断に衝撃を受けたので、たくさんお礼を言って別れました。
次の日の朝、Couchsurfingを通じて彼女からメッセージが来ていました。
"Thanks again for yesterday i dont think i would have stayed in Victoria if I didn't meet you.. I am so happy i did it :)"
「あなたに出会わなかったら、私はビクトリアに残らなかったと思う。本当にありがとう。達成できて嬉しい!」
私は本当にただお話をしただけだったけれど、彼女のちょっとした冒険に、私までわくわくしました。
そしてLちゃんとは、お互いCouchsurfingを使っていなかったら会うことすらなく、彼女もビクトリアに残らなかったでしょう。こういう出会いって不思議だなぁとつくづく思いました。
前回のチャリで登山に来た友人に次ぐ、私が大きく影響を受けた出会いでした。
Couchsurfingは、日本国内にいても使えます。私の知人の社会人の方は、休みの日に世界中からの旅人を家に泊めているそうです。
Lちゃんと見た海
友達が自転車でGold streem parkに来た話
こんにちは。フウネです。
今日は、ビクトリアの紹介というより私の思い出の話をします。
カナダで一番衝撃を受けたこと
ブログのタイトルの通り、カナダ人の友人が自転車でGold stream parkに来た話です。そこだけ聞くと、で?って感じだと思うんですが、これは私のカナダ生活で一番衝撃的な出来事でした。
Gold Streem Parkへハイキングに行こう
ビクトリアにはたくさんのTrail(ハイキングコース)があり、その中でも人気が高いのがGold streemです。
https://goo.gl/maps/YZKA6csvz9m
現在はバンクーバー島には一切鉄道がありませんが、ここにはかつての鉄道の跡が残っています。山と山をつなぐ線路の上を歩くのはなかなかスリルがあります。私は怖くて渡りきれませんでした…。
トレイルはそんなに長くはありませんが、山道なので登って降りるのは2〜3時間かかります。
ダウンタウンから、50番のバスに乗り、ラングフォードで58番のバスに乗り変えて1時間くらいで着きます。本数が少ないので事前に時間を調べたほうがいいです。 私たちは行きのバスは調べましたが帰りは調べなかったため、日差しが強い中バス停でしばらく待ちました。
9時集合で登山へ
日本食レストランのワーホリ仲間3人のうち1人の帰国が近づいており、思い残したことみんなで全部やろうとGoldstreemに行くことにしました。
せっかくだからカナダ人の子も誘おうと、ビクトリア大学で知り合った男の子にも声をかけて4人で行くことに。(彼のことはZと書きます)
ビクトリアのショッピングモール、ベイセンターで待ち合わせ。Zは自転車に乗ってやって来ました。
ちょっと驚きましたが、彼は前回会った時も自転車で来たし、ビクトリアは自転車をバスに乗せていけるので、まあ普通か、と特に突っ込まずそのままみんなでバスに乗りました。
バスを降りた後の行き方を誰も調べず来たので、Googleマップとにらめっこしてなんとか登山口らしきところに着きました。
友人2人と自転車に乗ったZ
Zは自転車を登山口に置いていくのだろうとか思っていたのですが、そのまま自転車を担いで山を登り始めました。彼はがっしりした身体つきで筋肉があったので、「まあそれくらい余裕だよね!筋トレ的な?」と私と友人は笑いあってそのまま着いていきました。
暑い日でしたが、山の中なので木陰になっていてそこまでしんどくなかったです。途中分かれ道もありましたが、テープを目印にさくさく進みました。
元々炭鉱の山だったらしく、洞窟がありました。Zはビクトリアの地理や歴史に詳しかったので、道中色々教えてくれました。
そろそろ頂上だ、というところで、Zが私に「ここまでの道覚えたよね?迷わない?」と聞いてきました。
もうはぐれる心配もないのに変なこと聞くなーと思いながら、”Yeah for sure”的な返事をしたら、彼は”That’s good”とニッと笑ってまた歩き始めました。
登山を始めて一時間ほどで、頂上に着きました。線路は、思っていたより隙間が大きく開いていて、そこから遥か下の地上が見えてかなり怖かったです。
余談ですが私の知人はここから携帯を落としてしまったらしいです・・・。
写真だといい感じですが、実際は「無理!怖い!待って無理!!」と叫んでいます。渡りきれませんでしたが、恐怖感を克服して少しでも歩けたことは達成感がありました。
みんなビビりつつ、携帯とカメラを落とさないようにハラハラしながら写真を取り合いました。そうして私たちがはしゃいでいると、Zが突然身支度を始めました。そして、
Z「そろそろ行くね、僕今日2時から22時までアルバイトなんだ!先に帰るから君達気をつけて下山してね!」
と笑顔で自転車に跨ったのです。
パニックになる私たち。彼のバイト先はアップタウンにあるスーパーマーケットで、ここからは1時間半以上かかります。
「えっどういうこと!?どうやって行くの?なんで今日着いてきてくれたの?」とみんなで聞くと、
「だってせっかく誘ってくれたし、絶対楽しいと思ったから!自転車で飛ばせば1時間弱で帰れるから大丈夫!じゃあ気をつけてね!」
と、笑顔で答え、彼は自転車で山道を駆け下りて行きました…。
どうだろう、これ当時の私たちの衝撃が伝わりますか??
もしあなたが、昼から夜まで仕事がある日に、知り合って間もない友人に早朝集合で登山に誘われたら行きますか?往復2時間以上もかけて!
当時私は、日本食レストランで働いていて、冬ごろには連勤が続いて、カナダまで来て何してるんだろうとうじうじしていました。でも、連勤とはいえ、レストランの仕事は朝11時から。5時上がりの日だってありました。
ビクトリア大学に通っていた頃は、授業が1時からだったので昼まで寝ていた日もあったくらいです。
彼は「面白そう」という気持ちだけで、自転車を担いでまで朝から私たちと登山に来てくれました。
当時、カナダでの生活は充実していると思っていたけれど、自分のこれまでの生活を振り返って、私は恥ずかしくなりました。「時間がない」「面白いことがない」と文句ばかり言っていましたが、時間の使い方次第で、もっとどれだけでも楽しいこと、新しいことが出来たはずです。
帰り道
帰りは、元来た道を戻るのではなく、線路をたどって山を下ることにしました。
森の中を線路を辿って歩くのは映画みたいでワクワクしました。
線路に沿っていけば町に着くだろうと歩いて行ったら、なんと工事中で行き止まりでした。帰り方がわからなくなり、森を抜けて、民家の柵を越えて庭を通ってなんとか道へ出られました。捕まるんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、幸いその家は売りに出ていて人は住んでいませんでした。
すっかり疲れ切っていたので、バス停の近くのTim Hortonで冷たい飲み物を買い。生き返ってからバスで帰りました。
3人とも、Zのチャリ登山出勤の衝撃が抜けず、「もっとproductiveに生きよう…!」と誓い合いました。
以前紹介した、スウィングダンスを始めたのも彼がきっかけでした。
「面白そう!」という気持ちに乗ること
この時のことは、今でも思い出します。
帰国してから、大学にバイト、就活と色々と忙しいですが、何か面白そうなことに誘われたら、断らないようにしています。
最近面白いことないな、毎日つまらないなと思ったら、いつも自分の時間の使い方を見直します。Zのように、チャリを担いで登山に登れとは言いませんが、それくらいの気持ちでいればもっと毎日楽しくなるはずです。
Gold Streem Park、一度しか行けませんでしたがサクッと登れていい写真も撮れるのでとってもオススメです。登山に行ったら、この道を自転車を担いで登った人がいるのかと思い出してください。
ビクトリアで一番好きな場所 Fisgard Lighthouse
私はカナダに行くまでは、山か海かと言われたら山派でした。泳げないし、海水はベタベタするしと、あまりいいイメージがありませんでした。
しかし、カナダワーホリを経た今はすっかり海派です。波の音を聞きながらぼんやりしたり、友達と延々とおしゃべりをすることが好きです。
今日はそんな時間を過ごすのにぴったりの場所、Fisgard Lighthouseを紹介します。
日々「カナダ帰りたーい」と思いながら生活しているのですが、一番思い出すのがこの景色です。
ビクトリアの空は、日本の空より青色が濃い気がします。
Fisgard Lighthouse
Fisgard Lighthouseは、ダウンタウンから少し離れたEsquimaltにある灯台です。1860年代にイギリス海軍のために作られたそうで、今は当時の様子を伝える博物館になっています。
ここの周辺の景色がとんでもなく綺麗なのですがアクセスの悪さのためか観光客がほとんどおらず、のんびりと雄大な景色を堪能できます。
Trailを辿って歩こう
もともとは、友人と映画「デットプール」のロケ地であるHatley Catsleに行った際、たまたま寄ったのがここでした。
私たちがそのお城に行った日、なんとたまたまデットプール2のロケが行われており、お城の敷地内に立ち入ることができなかったのです。
当時は「地元の番組かな〜」と思っていました。まさか中でハリウッド映画の撮影が行われていたとは!
お城の裏に、ハイキングコースがあったので、せっかくだから散歩をしようかと散策をしていたらこの灯台のある浜辺に辿り着いたのです。
山道の様子。カナダの山は日本の山特有の怖さがあまりない気がします。
※私は毎回お城のハイキングコースを辿って灯台へ行っていましたが、おそらく正規のルートではありません。
灯台に行く途中の崖の上に、2つ赤い椅子が置かれています。ここに腰掛けて、水平線を眺めてぼーっとするのが最高です。
Lagoonでは子供が遊んでいました
そして灯台です。
ここに何があるのかと言われたら、ポツンと灯台が立っているだけです。何も特別なものはありません。でも、私はこの時の海と青空が、人生で一番綺麗だと思いました。死ぬ前にどこかもう一度行けるとしたら、私はここに行きたいです。
前、友人に「ビクトリアって聞いて思い出す色は何?」と言われたのですが、私にとっては海と空の青です。
ただ、周りは本当に何もありません。帰りは歩くしかありません。最寄りのバス停までは徒歩30分。友達と行って、おしゃべりしながら帰りましょう。
私はこの灯台に行ったのは滞在中二回しかありません。それでも、約一年間のワーホリ生活の中で一番印象に残っています。
写真でももちろん綺麗なんですが、是非この場所に行って、その綺麗さとなんとも言えない清々しさを体感して欲しいです。
人生最高のラズベリーモヒート CANOE BREW PUB
こんにちは、フウネです。もうすぐ5月になりますね!
ビクトリアは夏の街です。4月ごろからテラス席がどんどん解放され、5月には街の人々が「夏が始まるね!」とうきうきしてきます。
今日はそんな初夏にぴったりのビクトリアのレストラン、CANOE BREW PUBを紹介します。私のいちばんのお気に入りです。
テラス席の解放は夏の訪れの合図
以前、ボランティアの記事でちらっと話しましたが、ブリティッシュコロンビア州では屋外での飲酒が禁止されています。日本のように、お花見をしたりビール片手にお祭りを歩いたりすることはできません。
しかし、レストランやパブのテラス席では、青空の下お酒を飲むことが許されています。ビクトリアは夏でも涼しく快適なので、テラス席は大人気です。
みんな幸せそう!
CANOE BREW PUB
そんなビクトリアの夏を楽しむなら、一番のオススメがCANOE BREW PUBです。
https://goo.gl/maps/1aLMsdBGAs62
お酒・ご飯が美味しいのはもちろん、テラス席から海が見えて、雰囲気が最高です。
チャイナタウンのある通りを越えて、Wharf streetを海沿いに進んでいったところにあります。
BREW PUBの名前の通り、自家製のクラフトビールが楽しめます。余談ですが、カナダは美味しいクラフトビールのブルワリーがたくさんあるので、ビール嫌いを克服しました。もちろんビール以外のカクテルもあり、フードメニューも充実しています。
1年中やっていますが、行くなら絶対に初夏〜夏がいいです!
初めて行ったのは冬でした。屋内でクラフトビールの飲み比べ。
定番2種と、おすすめ1種、期間限定1種が飲み比べできます。
そして夏!
ビクトリアデーのパレードの後に、レストランの同僚と一緒に行きました。
この日が私のテラス席デビュー。
この時のラズベリーモヒートが本当においしくって!!
当時、レストランの仕事がしんどくてみんな疲れ切っていたんですが、元気が出ました。あの時不思議と、このラズベリーもヒートを飲みながら「これから全部うまくいく、私の人生最高だ」と思った多幸感を今も覚えています。
「夏じゃん!最高!」「こんな幸せな気分味わっちゃっていいの!?」とみんなで終始ニコニコで楽しみました。
夏の限定フレーバー、スイカのビールと、カナダの定番のおつまみプーティン。
夏はだいたい混んでいるので、名前と電話番号を伝えて、30分〜1時間待って席が空いたら連絡をもらうことになります。チャイナタウンが近くにあるので、散策しているとすぐです。
観光でも、ワーホリでも、ぜひ一度行ってみてください!
カクテルはピッチャーで頼んでワイワイするのが美味しいですよ。
カルチャーショック あいさつの話
以前の記事で紹介したように、ビクトリアの人はとにかくフレンドリーでした。
店員さんやすれ違った人、バスで隣になった人などが、バンバン話しかけてきます。
そんな環境の中でなかなか慣れなかったのが、「あいさつ」です。
「調子どう?」になんて返せばいいの?
カナダに限らないと思いますが、会話のはじめに「調子どう?」と聞かれることが多いです。
教科書で習うような、”How are you?”から、
"How is your day going?"
"Are you having good day?"
などなど。言い方は異なりますが、だいたい「元気?」「調子どう?」といったニュアンスです。
私はだいだい”Good good! You?” (いい感じ~。あなたは?)と答えていました。音でいうとグッグッ~
って感じです。
Youtubeで英語の勉強
参考にしたのがバイリンガールちかさんの動画です。
ワーホリ中旬から彼女の動画を見始めたのですが、行く前に見ておけばよかった!という動画がたくさんで勉強になりました。
もちろん海外で生活していれば、なんとなくこういえばいいんだなというのは掴めます。でも、なんでそういう言い方をするのか、文法はどうなっているのかなどはネイティブスピーカーの真似をするだけではわかりません。会話は出来てもやもやするので、こうして勉強して納得してから話した方が私はすっきり習得できました。
社交辞令?どういう返しが正解?
この動画でも解説されていますが、
日本人がいいがちだと言われている(最近の教科書は違うみたいですが)
"I'm fine, thank you!" という返しは、よそよそしいと聞いたことがあり、そもそも本当に体調を聞かれているのか、それとも日本語でいう「こんにちは」的なただの挨拶なのか、感覚がなかなか掴めず苦労しました。
はじめのころは、しばらく馬鹿正直に
”I'm hungry” "I'm sleepy" など体調を簡単に答えていましたが、
ウクレレの先生に
”Hey Fune! How is your day going?”と聞かれたときに
"I'm super hungry" と答えたら
”That's good…Oh, wait what? well” (それはいいね!ん、待って、そう…)
と怪訝な反応をされたので、やっぱり体調聞いてるんじゃないよね~~!と気づき、良い返事を考えることに。
自分なりの言い方
そこで冒頭の動画を見つけて、どんな返しがナチュラルなのかなんとなく理解しました。
意識して周りの人の会話を聞いていると、自分の定番と言うか、いつも同じ返しをしている人が多いように感じました。
たとえば、私の同僚のカナダ人の女の子は両手をグーサインにして”Awesome!”、ほかの友人や同僚も、 "Not bad"、 "I'm doing busy"など。だいたいいつも同じ返事をしていました。
私もなにか定番な言い方があれば毎回悩まなくてもいいなと思い、いろいろ試した結果、落ち着いたのが”Good good!”でした。もうだいぶ前の話なので、誰かの真似だったのか自分で思いついたのかはわかりません…。
数か月もしたら、このやりとりも慣れてさらっと返事ができるようになりました。
日常会話のハードル
高校・大学と英語を専攻してきましたが、留学等の長期滞在の経験が無かったので、こういった日常のやり取りが身に付くまでは結構時間がかかりました。こういった何気ない事は、ホストマザーなどネイティブスピーカーに質問しても「これはこういうもの」と当たり前すぎて説明が難しいようでした。
なので、まずは日本人が解説しているものを調べて理解してから周りの会話を聞き、少しづつみんなが話していることを取り入れて会話力を上げていきました。
私の今話している英語は、ホストマザーや友人、かつての同僚の口癖や言い回しを真似て身に付いたものなので、英語を話しているとふとしたときに顔が浮かんで懐かしくなります。
はじめは動画や周りのまねっこでも、だんだん自然に話せるようになってくるので、自分にあった上達の仕方を試行錯誤してみてください!
“You know what?” “I knew it!!!” “Guess what!?” “I told you!” 全部ホストマザーの口癖でした
新しいことを始めよう ウクレレ
ワーホリと趣味・特技
こんにちは。フウネです。
みなさん、何か趣味や特技はありますか?
私がワーホリをきっかけ始めた趣味の一つにウクレレがあります。
カナダデーに路上で演奏した様子
私はカナダに行く前、これといった趣味や特技がなく、好きなことといえば食べること、映画とミュージカル鑑賞かなぁ、くらいでした。
しかし、カナダに行く前にホストマザーから、
"I LOVE music, I play flute, guitar, some piano. i have all 3 instruments so if you like to play, you can" 「私は音楽が大好き!フルートとギターとピアノを演奏するの。全部うちにあるからあなたも演奏していいよ!」とメールが届き、「私も何か楽器ができれば一緒に演奏できる!」と思い、急遽ウクレレを始めることに。
ウクレレにしたのは、ワーホリに行く数ヶ月前にハワイフェスのスタッフをやったこと、軽いから持ち歩きができるし、ギターより簡単かなと思ったからです。
Jessicaのウクレレレッスン
ほとんど何も弾けないままでウクレレだけを持ってビクトリアに行ったので、ホストマザーに紹介してもらい現地でウクレレの教室に通いました。
先生は、ビクトリア・バンクーバーを中心に活躍するミュージシャンのJessica Beniniです。
ウクレレの曲ではありませんが、私の一番好きな曲です。聞いてみてください!
オークランドのコミュニティーセンターで毎週1時間、計8回のレッスンがあり、費用は125ドルでした。
参加者の年齢層が高めだったので、昔流行った英語の曲を中心に習いました。知らない曲ばかりでしたが、向こうでは有名なものばかりだったようです。
Jessicaは最近婚約者の女性とバンクーバーに引っ越したので、ビクトリアではもう長期のレッスンはやっていないようですが、単発のレッスンはこちらから予約できます。
レッスン最終日にJessicaと
とても陽気で明るい先生でした。何よりの彼女の歌声が大好きで、ライブもよく見に行きました。
ウクレレで広がった交流
他の参加者と帰り道に一緒に話したり、先生主催のウクレレのイベントに参加したり、レッスンを通しての出会いがありました。
ウクレレをきっかけにできた思い出もたくさんあります。友人のホームステイ先に招かれた際に持って行って曲を披露したり、ギターが弾ける友人と即興で合奏をしたり、最初に載せた写真の通り、路上でゲリラライブをするイベントに誘ってもらえました。
もちろん、最初の目標だったホストマザーとの合奏も!
また、自己紹介でウクレレの話をすると、「ウクレレ弾くの?何で?面白い子だね!」と食いついてもらえることが多かったです。
趣味・特技を深めよう
もちろん、これはみんなウクレレを始めようよ!という話ではありません。
趣味や特技をきっかけに出会いやチャンスが広がるので、もう既に何かある人は、現地の教室や練習会に通ってみる、イベントに行ってみるなど、向こうでも生かすとより楽しい生活になります。
もし、そんなパッとする趣味・特技ないかも・・・という人でも、ずっとやってみたいなと思っていたことや興味があることがあるはずです。せっかく海外での生活で環境が変わるので、これを機に新しいことを始めてみませんか?